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都市とデザインと : 徳島・田中家と武知家住宅

12/26。午後早くにフジグラン石井を視察してから六條大橋手前の『田中家住宅』と『武知家住宅』に立ち寄ってみた。この付近は地名を藍畑と言い、藍商家などの古民家の点在する美しい集落となってる。

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上の写真は『田中家住宅』(国指定重要文化財)の東側外観。田中家は江戸初期から続く藍商。この住宅は1859年から1887年の間に建設されたもので、1977年から1981年にかけて解体修理が施されている。左手の2棟が藍寝床(あいねこ/の葉を発酵させて「すくも」と呼ばれる染料に加工する場所)。中央に突き出して見える茅葺屋根が主屋。石垣には地元産の青石が用いられている。

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南側にある表門から中へ入ると前庭(屋外作業場)がひろがる。上の写真は敷地の南西隅から撮ったもの。

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上の写真は前庭の西側に面した藍納屋。巨大なシーソーのようなものはヒムロの古木で出来た跳釣瓶(はねつるべ)。その支柱や井戸まわりはやはり青石の見事な造作となっている(井戸まわりと表門内側の写真)。

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一方、『武知家住宅』もまた主屋(1862年築)を中心に据え、各棟が周囲をとりまく構成。青石がふんだんに用いられているのも『田中家住宅』と同様だが、主屋の屋根は入母屋の瓦葺。武知家が士分であったことを示している。上の写真は敷地西側の長屋門から撮ったもの。『田中家住宅』以上に広々とした前庭の南側(写真左)にあるのが県指定有形民俗文化財の藍寝床。

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長屋門の下に掛けられているのは竜吐水(りゅうどすい/消火用の水鉄砲)。

どちらの住宅も実際に住居として使用されており、残念ながら通常は公開されていない。この日は遠巻きに拝見するだけにした。『田中家住宅』は土日のみ見学可能(要予約)とのこと。次回の帰省時にはぜひ。

阿波の文化財建造物 - 民家 - (歴文クラブ)
石井町の民家(徳島県立図書館/阿波学会研究紀要

2008年01月10日 23:00 | trackbacks (0) | comments (0)
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