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落語初心者のメモ : 落語初心者のメモ 2009年9月

9/9。浅草公会堂で『第二回落語大秘演会 笑福亭鶴瓶 JAPAN TOUR 2009-2010 WHITE』。最初に鶴瓶師匠のトーク、桂南光師匠で『素人義太夫』、仲入り、鶴瓶師匠で『らくだ』。
両師匠ともに同じ根多を拝見するのは二度目。しかしどちらも以前の印象とは全く別物に仕上がっていた。南光師匠はゆったりとしたリズムの長講。これがもうしびれるような絶品。角ばったところの一切無い語り口で、噺の世界にどっぷりと引き込まれる。仲入り後の鶴瓶師匠は南光師匠とは対照的な凄みを見せる。歌舞伎座よりも一層研ぎ澄まされた『らくだ』。鋭利な大阪言葉が突き刺さるような高座に思わず息を呑んだ。「なにどくされてけつかんねん」とか言ってみたいなあ。

9/26。三鷹市芸術文化センター星のホールで『柳家権太楼独演会』。柳家おじさんさんで『子ほめ』、柳家甚語楼師匠で『権助芝居』、権太楼師匠で『化物使い』、仲入り、柳家亀太郎師匠で三味線曲弾、権太楼師匠で『百年目』。
この日の権太楼師匠は小言全開モード。まくらで協会のことをいろいろと。根多も二席ともに小言満載なのが実に可笑しかった。特に『百年目』は鳴りもの入りで、ほぼ正調の鮮やかな上方スタイルが嬉しい。これまでに拝見した師匠の高座の中でも最もドラマティックに笑わせ、泣かせる内容だった。初めて拝見した亀太郎師匠は見事な曲弾に拍手喝采。

9/30。みたか井心亭で『寄席井心亭 数えて百七十二夜 長月』立川志らく師匠の会。立川らく八さんで『牛ほめ』、立川らく次さんで『三方一両損』、志らく師匠で『笠碁』、仲入り、志らく師匠で『唐茄子屋政談』。
志らく師匠の二席には心底驚かされた。あんなにアグレッシブで、かつ愛情に溢れた『笠碁』が有り得るとは。『唐茄子屋政談』は元来通しでやると展開的に無理が生じやすい根多。ところが志らく版は各登場人物にリアリティを与えながら細部を絶妙にリファインすることで、ジェットコースターのような爆笑人情根多に。さすがの一言。これだから師匠の会からは目が離せない。

2009年10月20日 22:00 | trackbacks (0) | comments (0)
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