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食べたり飲んだり : 新御徒町・やしま

6/9。引っ越しが終わったらなんかごちそうが食べたいね。と前々から話していたこともあって、まだまだ片付けは終わりそうにないけど、段ボールの山を乗り越えてひとまず外へ。行ったのは鰻の『やしま』。

050609_yashima.jpg

以前『やしま』について書いたことがあったが、仕事日誌のついで的な扱いだったので、この機会にこちらへ移し替えておこう。

そのとき勝野はなぜか鰻が食べたい気分だった。ちょうど駅へと向かう途中にいい感じの鰻屋さんがあったので入ってみる。小さな店内は平日のお昼時にも関わらずわりと空いていた。小さな椅子に腰掛けて、上うな重をふたつ注文。出てくるまでの間、店内をぐるぐる見渡す(職業病)。出来てから20年くらいは経ってそうなつくりの内装。昔ながらのスタンダードな町の飲食店、と言う感じのデザインながら、照明の納まりといいエアコンの納まりといい、どこをとっても真っ当ないい仕事がしてある。レジコーナーは客席から丸見えの位置にあるが、違和感は全く無い。伝票も他の書類も引き出しと戸棚の中に完璧に整理されていて、周囲に張り紙一枚すら無いからだ。何と言う潔さ。
待つこと10分弱。このうな重がすごかった。これほど香ばしく、ふくよかな食感の鰻が出て来るとは。そのまま半分ほど平らげて、残りに少し山椒をかけて食べた。この山椒がまたとびきり香り高く上等な品。手毬麩入りのきも吸いとお新香がついて1900円。このクオリティでこの値段はあまりにも安い。
構えは庶民的ながら中身は“粋”そのもの。感動した。また行こう。
(March 29, 2004)

鰻『やしま』/tel.03-3851-2108
東京都台東区小島2-18-19
11:30-14:00/17:00-20:00
日祝休・土不定休

この日は特上うな重を注文。一人前2600円ほどになるが、とろけるような舌触りと上うな重のさらに上を行くふくよかな食感に再び感動。う、旨い。たまにはこっちも食べなくちゃ。

2005年06月12日 16:22 | trackbacks (0) | comments (0)
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