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都市とデザインと : 竹橋・パレスサイドビルディング

9/10。『RIMPA展』を見た後『パレスサイドビルディング』で夕食。

この建物は林昌二氏が日建設計時代に設計したもの。1966年に完成。外観の機械的な美しさ、洗練されたインテリアデザインなど見所たくさん。私たちの好きなモダン建築のひとつだ。当時ビルボードのデザインを倉俣史朗氏が担当したらしい(グラフィックデザインは小島良平氏)んだけど、現在もその姿が残されているのかどうかは定かではない。その他、一般的・歴史的な情報はビルのホームページに詳しいのでここでは省略。

040910_palaceside01.jpg

上の写真はB1Fトイレの入口。円形にくり抜かれた石張りの壁の一部に男女の表示が納まっている。

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上の写真は同じフロアの飲食店街の様子。蛍光灯のライティングがクール。店舗のファサードは全て統一のガラス面に覆われ、白いボックス型の行灯サインも共通のデザイン。中央に見える階段はかなりの鬼ディテール。

60年代の商業ビルとしては驚くほど当時の環境がそのまま残されている。この点はとても素晴らしい。でも各店舗のインテリアには全く見るべきものが無い。せっかくカッコいいビルに入ってるんだからもっとまともにデザインすればいいのになあ。残念。

以下、パレスサイドビルディングのホームページ内コンテンツへの直リンク。

パレスサイドビルの歩み
近代建築の文化遺産として
写真館
こぼれ話

2004年09月13日 12:18 | trackbacks (0) | comments (0)
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