life
life of "love the life"

ちょっといい風景 : 荒神橋の亀

6/28。京阪の神宮丸太町駅と出町柳駅の間で鴨川に掛かる荒神橋を東から西へ。川上の飛び石に亀が混じっているのを見つけた。以下、写真はクリックで拡大。

上は東岸の土手からの写真。さらにズームアップするとこんな具合。11匹の亀はそれぞれ重さ3トンほどのコンクリート製。こちらの写真は橋の上から撮ったもの。

上の亀にぐっと近づくとこんな具合。彼らの生まれは1990年代半ば頃。河床のコンクリート敷石とともに設置されたもので、設計担当は京都府京都土木事務所河川課技師(当時)の吉見重則氏とのこと。20年弱のあいだ水流に洗われた亀は細部の模様がぼやけ、輪郭に丸みを帯びている。ちょっぴり侘びたその風貌は、なかなかにチャーミングだ。

2010年09月07日 04:00 | trackbacks (0) | comments (4)
comments

懐かしい場所ですね
府立医大の近所のとこですやん!!
こんな風にならはったん? 昔亀はいなかったかな?
あまり覚えてないけど
都市計画は綿密な計画と少々の茶目っ気が必要ですよね
しかし何でも護岸工事はあまり美しくないですよね
うちの近所も作った護岸を擁壁に使う穴の開いたものに変えて10年くらいたったのですが
ドブみたいだったのが魚や鳥が帰ってました。
こないだは川セミがいたのには驚きました。

便利性だけじゃなくてちょっとした工夫で
結構共生できるのにね。

しかし京都って微妙に変わってしまってますね
いい面と残念な面と色々でけど
そのうちミニ東京になってしまいそうで
怖いです

posted by: kiyo : 2010年09月12日 16:05

>kiyoさん
銀閣寺にカワセミですか!それはさすがに驚きです。京都の自然はまだまだ大したものですね。
少なくとも建築的なスケールでは京都の街も既にほぼミニ東京と言って良いでしょう。都心のあちこちに残った「路地」にも、そろそろ本格的に再開発の手がのびそうな気配が漂っています。おそらく20年くらい経った頃には、昔の京都は通り名と限られた観光名所くらいにしか残っていないのでは。あちこち出歩きながら、ギリギリ間に合ったかな、と感じる今日この頃です。
とは言え、街が変わっても「京都人」はきっと健在なのでしょう。東京に「江戸っ子」が生き残っているように。内装屋としてはそんな人たちのメンタリティに応える仕事がぜひしてみたいものですが、所詮よそ者なだけになかなか機会がありませんね。

posted by: 勝野+ヤギ : 2010年09月12日 22:17

銀閣寺ではなく今住んでいる埼玉県の話なのです。
それも川口市・・・・すぐ隣が北区なのです
そうですよね! よそものは受け入れられ難いのが京都
東京はある意味できるんだったら何でもこいなんで 
アメリカチックかも知れないですよね
日本の都市建築の原点を見るのみはいいけど
仕事するには実際狭いよね

posted by: kiyo : 2010年09月13日 20:04

>kiyoさん
おっと、川口市でしたか。そりゃますます驚いた!
東京在住の人はオープンで仕事はやりやすいですね。
でも江戸っ子は京都人に負けず劣らずかと(笑)。

posted by: 勝野+ヤギ : 2010年09月13日 21:43

post a comment




*ご記入のメールアドレスはブログ管理者にのみ通知され非公開となります。



back|mail
copyright