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オルタナ系日本茶 : 徳島/上勝・山田産業

2006年に『阿波番茶の謎』なる記事を掲載したところ、阿波晩茶の生産者である山田産業の方からコメントをいただいた。その後、そちらの商品『上勝阿波晩茶』を2006年と2007年にそれぞれ取り寄せてみたところ、どちらも実に素晴らしい。差し当たり、安定して上質な阿波晩茶を購入できる方法として、私たちにとって最も手堅いのが『上勝阿波晩茶』のインターネット直販だ。

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上の写真は2007年のパッケージ。他の阿波晩茶と同様、クラフト紙の袋にほとんど落ち葉のような茶葉がざっくりと詰まっている。開けた瞬間に立ち上る独特の発酵香は、良質な阿波晩茶ならではのもの。

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ハーブを思わせる清涼な味と香りは、これまでにいただいたことのある(と言ってもわずかなものだけど)阿波晩茶の中でも文句無しのトップクラス。特に2006年は凄かった。「強烈」と言いたくなるくらいの爽やかな芳香が忘れられない。届いて数週間もするとその印象は徐々に弱まったが、それでも長らく十分に強い風味を楽しむことができた。全部飲むのが勿体なくて、今でも少量を取り置いている。

2007年は前年ほどのインパクトは無く、最初から落ち着いたお茶だった。この違いが気候や栽培状況によるものだとすると、かえって面白い。『上勝阿波晩茶』にはおそらくワイン(あるいは中国茶や紅茶)のごとき「ヴィンテージイヤー」が存在するのではないだろうか。産地別ストレート茶をいただく楽しみがまた少し広がった。

上勝阿波晩茶(山田産業)

*今後阿波晩茶のことを書く際にはなるべく「番茶」ではなく「晩茶」で統一することにした。「番茶」には本来一番茶(新芽)ではなく二番摘み、三番摘みの茶葉が用いられる。阿波晩茶には十分に生育した一番茶が用いられており、しかも発酵茶なわけで、実のところ所謂「番茶」とは丸きり別ものだ。そんなわけで、遅摘みの一番茶との意味合いから「晩茶」とする表記が近年一般化しつつある。

2008年03月06日 05:00 | trackbacks (0) | comments (0)
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