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都市とデザインと : Apple Store mini in Stanford SC

おそらく日本一早いかもしれない『Apple Store mini』詳報。現在サンフランシスコに滞在中の佐藤振一さんがスナップ写真を送って下さった。お忙しい中大変ありがとうございます。

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と言うわけで、上の写真が営業中の『Apple Store mini Palo Alto, Stanford Shopping Center』全景。ご覧の通り中央什器は置かれていなかった。こうして人が入った状況で見ると、カートやベビーカーを押したりしながら店内をうろうろ移動するにはこのくらいの空間が必要なんだな、と了解できる。それにしたってこの潔さには敬服。小さな店がまるで広場のようだ。

佐藤さんによると、この天井はまるでLCDのように全面がむらなくフラットな状態で光っているとのこと。天井面に防災設備(スプリンクラー、煙または熱感知器、非常照明など)が全く無いとはなんとも羨ましい。。。日本にこのデザインを完全に踏襲した店舗をつくる事は法規的にみて非常に難しいだろう。通りから見た外観はこんな感じ。フツーの店舗区画にシレっと収まっている。

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上の写真左は壁二面と天井のコーナー部分のアップ。一体どうなってるんだ?と思うくらいシンプルなディテール。パンチング穴の開いた部分には空調・換気設備などが収納されているのだろう。そう言えば、さっきの全景写真をよく見ると左右の壁上部に微かに突起物が見える。おそらくこれがスプリンクラーで、煙(または熱)感知器や非常照明はパンチング穴の向こうに隠してあるのかもしれない。

そして上の写真右は店内左右の壁面に備えられた噂のSelf Check out systemまわりのディテール。普段はこんなふうにフラットな状態。必要に応じてこんな感じに操作部、収納部を引き出す。

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上の写真がSelf Check out systemの全景。左の黒い四角が商品バーコード読み取り用スキャナー。その右が買い物内容などが表示されるメインディスプレイ。その右の長円形のくぼみにはタッチペン(ひも付き)がマグネットでくっついている。その右にある小さなディスプレイはタッチセンサー付きで、買い物客はチェック時にこのディスプレイ上にタッチペンでサインする。一番右はカードスワイプ用のスリット。メインディスプレイの下にある横長のスリットからはレシートが出てくる。と言う事は、普段は引き出しは使われずに壁面はフラットなまま、ということなのだろう。

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上の写真左は店内左右にある商品ディスプレイ棚。右はオペレーションカウンター。その前に並んだ4脚のハイスツール(アルヴァ・アアルト)も含めてこれらにはナチュラルな木質系の素材が使用されている模様。

鉛直面はステンレスに、水平面は白い光に覆われた超フラットでミニマルな空間は、実際に体験すると店舗と言うよりもインスタレーションアートに近い感覚を覚えるんじゃないだろうか。最近のAppleによるプロダクトデザインとのコンセプトの共通性が明解に現れている。当分この路線を突っ走るぜ、というAppleの強い意思を感じるストアデザインだ。

All Photos : Courtesy of Shinichi Sato

Apple Store mini(love the life/life October 15, 2004 09:58 PM)
Apple

2004年10月19日 04:41 | trackbacks (0) | comments (0)
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