"kranz/kinshicho" job diary 11/03/1998 part 1
6月4日
この日は『33harajuku』のお仕事メールが舞い込む3日前ですね。5月末にムーブ・山田氏に連絡をいただきまして、この日は『kranz』の新しいお店のロケーションを視察に行きました。場所は錦糸町!
現場である『小峯ビル』は本当にJR錦糸町駅からすぐの場所で、京葉道路に面した好立地!この日、出向いたのはムーブ・山田さん(赤坂店レポートの山田・息子さんですね)と桑原さん(赤坂店でおなじみのニコヤカなおじさんですね)とラヴザライフ・勝野、そして今回は『sweets』、『IN SUN FLOWER』を施工していただいた『しぜん』の島田さんも一緒です。イキナリ気合い入ってます!もうやる気十分です!
現場でビルオーナーであり、今回『kranz kinshicho』をフランチャイズ経営することになる小峯さんファミリーとご対面。よろしくです!実際にお店を経営なさるのは(有)ゾーネン社長の小峯基芳さん・26才(若い、、、!)。
小峯さんファミリーには以前、赤坂のクランツを見ていただいてあります。で、そのイメージをとても気に入って下さり、今回のお店デザインもおまかせしていただけることになったのです。場所柄、年齢層の高い方にも入りやすい雰囲気は必要なのですが、『なんとなくヨーロッパ調』とかそういうのでなく、他のお店とは全く違う新しいイメージのデザインにしたいとのことでした。
ただ、現状のビル外装はなんだかすごーく古ぼけて寂しげな感じ。なんせ築30年以上のビルだもんねー。せっかく大きな道路に面しているんだし、近隣のランドマークになるくらいの印象的なファサード(建物やお店の正面・店構えのことですね)が欲しいところ。ってなわけで、なんと今回はビルの外装デザインまで提案してしまおう!ということになりました。
そんなこんなでムーブ・山田さんと天井高さがけっこうあるからスケルトン(内装で天井を張らずに建物そのままにすることですね)にしてスケール感を出したいねーとかなんとか話し合ってもうすでにデザイン開始状態!よーしこうなったら早速解体工事はじめ! ということになりました。
錦糸町のとなりの駅は両国(お相撲さんで有名ですね)。浅草もすぐ近所。『小峯ビル』の周囲には古い洋風建築とかもけっこうあって、昔からの繁華街だったことがしのばれます。で、なおかつ『西武』と『丸井』がどーんとあって、銀行も一通り、しかもけっこう大きな規模であって、楽天地ビルっていう大きな映画館ビルがあって、さらに場外馬券売り場もあったり、ホームレスな皆さんがけっこう多かったり。。。そんな感じで新橋と渋谷を足して5で割ったくらいの雰囲気?!
最近オープンした『そごう』は『小峯ビル』とは線路を挟んで反対側。あちら側が新しい錦糸町だとしたらこちらは昔から続く混沌とした錦糸町。そんな変わり行く錦糸町に新鮮な空気を吹き込むカフェ空間ができれば。。。

6月9日・10日
現場に残った古い内装、古い電気設備、古いトイレを解体撤去!

6月13日
この日は赤坂のクランツでムーブ・山田さんと最初のデザインミーティング。主に平面プランについて打ち合わせ。

6月19日
平面プランラフ、全体スケッチ、素材感の伝わるフォトコラージュを持って再び赤坂のクランツへ。ここでは曲線を多用したプランと大テーブルを中心としたシンプルプランの2案に絞り込んで打ち合わせ。
外装プランも一案持っていきました。ビル全体を木の角材で覆ってしまうシンプルかつ大胆なイメージを提案。いいじゃん!コレでいってみよう!ということになりました。おお!マジですか?!
6月25日
ムーブ・山田さん、桑原さんと錦糸町『小峯ビル』へ。なぜか打ち合わせの前にお昼ご飯でも、ってことになって、小峯さんのお父さんお手製の親子丼(秘伝のタレ使用)をみんなでごちそうになりました。
で、そのあと和やかな雰囲気でプレゼンテーション。基本方針はコストのことやスペース効率のことを考え大テーブル案に落ち着きました。外装プランもとても気にいっていただけて、あっという間に打ち合わせは終了(ただし予算のこともあって外装工事をやるかどうかは保留。。。)!細部についてはムーブ・山田さんと勝野にまかせていただけるということで、ほぼこのイメージのまんまで『kranz kinshicho』は出来上がってゆくのです。
さあ今日から基本設計図をガンガン描くぞー!

part 2に続きます。
part 2