![]() |
|---|
|
|
|
|
|---|
|
|
"k.house" job diary 11/29/2002 | part 1 |
|
|---|---|---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|---|---|---|
|
2002年03月29日 PM:9:00、渋谷区にて。その日は完成したo.houseの写真をお届けにOさんとMさんのお宅(当然o.house)へお伺いしていました。プリントを前に歓談後、Oさんからご紹介したいお知り合いがもうすぐいらっしゃるとのこと。なんでもその方はo.houseを見て、どうやったらこんなにオシャレハウス(略してo.house)に暮らせるんですか?こんな自分でもオシャレに暮らせるんでしょうか?とお聞きになり(多少脚色の可能性あり)、それならlove the lifeを紹介するよ、と言うことになったそうです。 早速その場でご対面となったKさんとその彼女で婚約者のAさん(OさんとMさんよりさらに若い!)に事情をお聞きすると、こちらも3階建ての建売住宅を購入されたばかりで、やはりそのインテリアをなんとかオシャレかつ使い勝手の良いものにしたいとのこと。そして床座生活が可能で和のイメージが感じられるちょっとけだるい雰囲気のリビングルームが欲しい、お二人ともお仕事が忙しいこともあって片づけが出来なくなりがちなので収納やデコレーションの方法を工夫して欲しい、と言うのがお二人のご希望でした。o.houseほどの予算は掛けられないとのことでしたのでお金の掛け所を絞り込む必要はありますが、それはそれでなんとかなるでしょう。 そんなわけで、先ずは早々にお家の建設現場を拝見させていただくことになりました。 2002年04月07日 PM1:00に現場到着。そこには色とりどりのドールハウスのような建売住宅がずらりと立ち並んでいました。この一角はもともとどこかの会社の所有地だったところが賽の目切りのように10区画ほどの敷地に分割されて、同じような仕様の土地付き戸建て住宅としてバラ売りされている場所だったのです。もうすでに入居されているお家もあれば、まだ工事中のお家も残っていました。 さて、KさんとAさんのお家はどれだろう?ドキドキしながらKさんにご案内していただくと、それはわりとシンプルで控えめな外観の建物でした。カッコいいとは言えませんが、白い出窓があったり角っこだけレンガ風タイル貼りだったりじゃないだけまだ許せます(と言いつつ今すぐ建て替えたい、と言うのがホンネ)。 |
||
|
|
||
![]() |
||
|
|
||
|
内部はまだまだ工事中。鉄骨フレームにALCパネル貼りの構造が露出していましたが、部屋割り自体はほぼ完全に把握出来ました。どの部屋にもわりと沢山の窓があるのは良いのですが、気になったのは隣接するどの家も同じようなプランになっているため窓を開けると目の前にまたお隣の窓がある、と言う状態になってしまっていること(開かずの窓になること間違い無し)。また、すでにドア枠が取り付けられているところもありましたが、その表面仕上げはバーズアイメープルの木目調。と言うことはドア自体もきっと同じ仕上げですよね。この趣味で行くときっとドアノブはゴールド調でしょうね。。。実はこのお家は工事途中でキャンセルされてしまった物件をKさんが手に入れたものなので、元の購入予定者の趣味ですでに細かな仕様が決まってしまっていたのです。こりゃあ参った。どうしよう。でもシステムキッチンはわりとスッキリしたデザインで良かった(と言いつつますます建て替えたい欲望に駆られている)。 と、そんな具合に1,2.3Fを拝見してさらにその上へ。このお家には大きな屋上階があるのです。オシャレなルーフバルコニー付き、と言うわけですが、そこは平らな屋根に簡易な防水シートを敷いてアルミの手摺がついているだけの場所です。そして周りを眺めるとそこはお隣のルーフバルコニー!それどころかこの一帯のお家全部のルーフバルコニーが見渡せます!お隣からそのお隣へ跳び移れます!!!遠くには建設中の六本木ヒルズや東京タワーも小さく見えましたが、しかしなんともキビシい状況です。また、南側の道路を挟んだこのお家のお向かいは空き地になっていて、そちらはわりと開放的な感じだったのですが、そこには近々ビルが建つ予定になっていました。 うーん東京の都心に住むと言うのはこういうことか。。。でも、夢のマイホームと言うにはあまりにも過酷な、しかし現代の東京においては典型的な、この現実を楽しまなくてはここに住むことは出来ません。ルーフバルコニーの向こうに広がる市街を眺めながら、私たちはなんだか不思議に愉快な気持ちになって来るのでした。 その後、近所のレストランでKさん、Aさんとの打ち合わせ。Kさんはインテリアとは別予算でルーフバルコニーに屋上庭園を作りたいとのこと。いいですね!ゼヒやりましょう。きっと楽しいお家になりますよ! |
||
|
|
||
![]() |
||
|
|
||
|
2002年04月08日 前日の現場視察+打ち合わせ内容をもとに作成した今回のデザイン・設計業務のお見積書をKさんに送付。何度かメールでをやり取りした後、早速発注したいとのご連絡をいただく。 2002年04月09,10日 メールでスケジュールについてのご相談。Kさんとしてはお仕事の関係で6月頭に工事が完了するのがベストとのことでしたが、プランニングのために最低1ヶ月は欲しいので、6月頭の完成はかなり厳しいです、と、言うことでご了解をいただきました。 2002年04月11日 Kさんよりメール。住宅ローン審査のOKが出たとのご連絡。『ユニークで過ごしやすい家になるまで、いろいろ勝手なことも申し上げるやも知れませんが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。』こちらこそ!さあ頑張るぞー。 2002年04月14日 Kさんと現場チェック。内装壁下地のPB(せっこうボード)はほとんど貼り終わっていました。その後近所の喫茶店に移動し、照明計画の図面やバスルームやシステムキッチンの図面、壁や天井に貼るクロスのサンプル帳を拝見しつつ打ち合わせ。建設工事は着々と進んでいますが、今からでも変更の可能な部分については可能な限り要望を出しておきたいところです。 正直言ってほとんど全部変更して欲しいくらいだったのですが、、、まあそう言うわけにも行きません。クロスのサンプル帳には建設業者さんセレクトの特別盤とのシールが貼ってありましたが、中身を見るとなんのことはないサンゲツの一番安いラインナップのカタログです。パラパラとめくると左官仕上げ風の偽物クロスとか花柄クロスとか使い物にならないクロスのオンパレード。この中から選べって?ひなびたカラオケBOXとかビジネスホテルじゃあるまいし。とりあえず白くて無難なやつにしときましょう。ってコレ1種類しか選べないじゃん!他のお家を買ったヒトは果たしてどんなのを選んだんでしょうか。想像するだに恐ろしい。。。 一先ず要望をまとめてKさんから建設業者さんに変更を依頼してもらうことになりました。 |
||
|
|
||
![]() |
||
|
|
||
|
2002年04月15〜26日 この間、Kさんは建設業者さんとの交渉に奔走。これはもう変更出来ません。あれは変更できるけど追加料金がかかります。ってな具合で予想通りあまり大きな変更はできませんでしたが、洗濯機置場にガス乾燥機用のガス栓を取り付けてもらったり、水栓(水道の蛇口)を増設してもらったり、クロスを白いものにしたりと言った項目はなんとか実現することになりました。 2002年04月27日 PM1:00に現地集合。建設工事の完成チェックに私たちも立ち会わせていただきました。o.houseでは建物の引き渡し後に床のきしみが発覚したりしたので、今回はそんなことにならないよう隅々までチェック。建設業者さんにとってはかなり迷惑な奴らでしょうが、どうぞ御勘弁を。まだ残工事もいくつかあるようで、お家の外回りでは駐車スペースの床に割り石タイルをガンガン貼っているところ。また、玄関ドアには謎なデザインのステンドグラスがはめ込まれていました。一体ここはサンタフェなんだかベルバラなんだかはっきりして欲しいところですが、今さらそんなところでゴネても仕方がありません。うーん恐るべし建売住宅。。。 気を取り直して近所のカフェで第一回目のプレゼンテーション。デザインの方向性と各部屋の平面的なプランニングについてご説明。内容は2FのLDKフロアと屋上フロアのみを徹底的に改装することにして、残りの部屋は機能面の充実以外ほぼ手付かずとしたもの。建物の外観や建売チックな内装の残る1Fと3Fを東京の街の連続と位置付け、その狭間に和のテイストを盛り込んだ超クールな空間を唐突にインストール。その違和感をいっそ楽しんでしまおう、と言うのが大きなコンセプトです。 室内のイメージスケッチはまだ未完成でしたが、このままの方向性でデザインを詰めて行くことに決定! |
||
|
|
||
![]() |
||
|
|
||
| part 2に続きます。 | ||
|
|
||
|
|
|
|
|---|---|---|
|
|
part 2 |
|
|
|
|---|