"initial onetwelve / laforet harajuku" job diary 07/19/2001 part 1
2000年10月06日
はじまりはBombo CeramicaのSAKOさんからのメールでした。内容は『前から自分達がお店を出すときはお願いしたいと思っていたところに、知り合いが一足先に出店することとなりました。』というもの。ブティックの内装デザインについてのお問合せです。場所は原宿のテナントビル内。まずは一度オーナーと会ってほしいとのこと。もちろん喜んで!

2000年10月17日
そしてこの日13時にラフォーレ原宿前で待ち合わせ。オーナー・斎藤さんとスタッフの田中さんに初めてお会いしました。打合せは表参道沿いのカフェで手短に。love the lifeの仕事内容を写真で説明した後、斎藤さんから物件の詳細をお聞きしました。
お店を計画中のテナントビルというのは実はラフォーレ原宿。来年3月に向けての全館改装に合わせての出店です。インポートやユーズド、国内メーカーものを取り混ぜたレディスのセレクトショップで、かわいらしい雰囲気の中に大人っぽい上質さを含んだお店にしたいとのこと。ただ実際にゴーサインが出るまでにはまだラフォーレ側との交渉次第、という段階でした。

2000年11月13日
1ヶ月ほど間があって、再び同じカフェで2回目の打合せ。出店自体はほぼ決定したのですが、まだ肝心のテナント区画が決まっていないとのことでした。計画面積は大体20坪ほどと小さめ。
これまでのlove the lifeの作品にはどれも細かなデザインは極力排して空間全体でイメージを伝えるタイプのお店が多かったのですが、斎藤さんのお持ちになった雑誌の切抜写真を拝見しながら私たちが感じたのは『これは今までに無くディテール重視のお店になるぞ』と言うこと。また、斎藤さんは『床の色をパープルにしたいんですけどできますか?』とおっしゃいました。できますとも!それは面白い!
そんなわけで、この時点ですでにこのお店のイメージは8割方出来上がっていたと言っても良いでしょう。斎藤さんは以前の会社でかなりの数のセレクトショップをプロデュースして来た方ですが、今回は独立されてからはじめて立ち上げる新ブランドと言うこともあって内装にかけられる予算は限られています。この仕事はいかにしてローコストで斎藤さんのイメージを実現するか、という部分がキーとなりそうです。さて、いつもとはちょっと頭を切り替えて進めなくちゃ。打合せの続きやデザイン契約などについてはラフォーレ側の条件が決まってから後日、ということになりました。

2000年12月04日
区画がどうなるかはさておき、床材の試作は先行して進めておいた方がよさそうです。ウッドフローリングの特注品サンプルの製作をボードさんに依頼。

2000年12月05日
今回はロゴデザインから紙バッグやショップカード、織タグ、会社名刺まですべてlove the lifeがデザインすることになりそうです。各社にそうした資材製作見積を依頼。

2000年12月07日
代々木上原にある斎藤さんのオフィスでデザイン料や資材製作などの見積についての打ち合わせ。予算は思った以上に厳しい模様。
夕方から富ヶ谷の紙バッグ業者さんのショールームで打ち合わせ。いろんなブランドの紙バッグを見せてもらいつつお勉強。興味深いお話満載でした。奥深いです紙バッグ。

2000年12月13日
ようやく出店区画が決定!斎藤さん・田中さんとラフォーレ内の計画予定地を視察。そこはなんと1Fのエントランスを入ってすぐそこの超好立地!うーんこれはますます気合いを入れて取りかからねば。
その後、斎藤さん・田中さんといくつかのお店を一緒に視察後いつものカフェでやっともらえた平面図を見ながら打ち合わせ。

2000年12月15日
特注ウッドフローリングのサンプルが到着。早速代々木上原・斎藤さんのオフィスに持ってゆく。仕上がりは上々で斎藤さんにも気に入ってもらえました。この時決まった基本カラーをもとにインテリアやグラフィックを展開させてゆくことに。

2000年12月18日
ラフォーレから内装設計説明会が12/21にあるとの連絡が。うーん、こんな年末に。。。遅過ぎ。オープン予定日は2001年3月10日。間に合うのか???

2000年12月19日
やっとこさでデザイン業務契約書を交わす。しかし商標登録の段階で問題続出のためお店の名前と斎藤さんの会社名は未だにちゃんと決まっていません。むむー名前が決まらなくてはお店のイメージを膨らませるのも難しいし、ロゴデザインには当然取りかかることができるわけないし。。。かなり心配。

2000年12月21日
そして内装設計説明会当日。数十人ほどのテナント設計者やショップオーナーに混じって内装監理室担当者から設計仕様の規制事項についての説明を受ける。先ずはビルの外装を含むラフォーレ全体の工事概要についてスケッチやパースを用いての簡単な解説が。うーむ、これはヤバい。。。ショボい。。。以下自粛。
そして配付書類の要点を一通り読んだだけで説明会はお終い。あーこんななら説明書を郵送してくれるだけで良かったのに。。。さて、時間も無いことだし気にせずとっとと作業作業!

2000年12月23日
この日から出張と里帰りを兼ねた関西・四国ツアーへ。今回は仕事道具一式を携えて出発です。

2000年12月25日
ラフォーレ内装監理室に設計仕様などについての質問事項をFAX。

2000年12月27日
京都で宿泊中のホテルに内装監理室からの回答FAXが届く。

2000年12月30日
現状のテナント内装のこの部分を撤去してこの部分を残しておいて下さい、と言った要望箇所を図示して四国・ヤギの実家から内装監理室へFAX。それでは良いお年を。

2001年01月04日
あけましておめでとうございます。最新のラフプランを斎藤さんにFAX。

2001年01月06日
帰京後、斎藤さん・田中さんと再度ラフォーレへ。改装前の大バーゲン真っ最中の店内はもう信じられないくらいごったがえしていました。どのテナントもそこら中にビラを貼りまくって売り尽くし態勢!お客さんもみんな目が血走ってます(多分気のせい?)。こんなになりふり構わないラフォーレを目にするのは最初で最後かも!と思えるくらいに凄まじい状況の中、計画予定地にある撤退予定のテナントの内装をクールに視察。所業無常。
その後、代々木上原・斎藤さんのオフィスで平面レイアウトを中心に打合せ。
part 2に続きます。
part 2