love the life / life
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2017-08-20T16:28:58Z
'love the life' is an interior and architectural design firm that was established by Akemi Katsuno and Takashi Yagi in Kyoto, Japan.
ラヴザライフは勝野明美とヤギタカシのクリエイティブユニットです。インテリアと建築をデザインしながら商環境周辺のリサーチとプランニングを手掛けています。
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boutique,restaurant,cafe,bar,club,
beauty salon,office,residence,product,furniture,art,graphic,
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物販,ショップ,ストア,商業,商業施設,店舗,店舗デザイン,空間デザイン,
ブティック,レストラン,カフェ,バー,クラブ,
ヘアサロン,美容室,事務所,オフィス,住宅,プロダクト,家具,アート,グラフィック
Movable Type 3.35
サブライムホーム南草津駅前店・完成写真アップ
tag:www.lovethelife.org,2017:/life//1.961
2017-08-20T15:00:00Z
2017-08-20T16:28:58Z
Love the Lifeの新作「サブライムホーム南草津駅前店」の完成写真をアップしました。Worksからご覧下さい。 Facebookのメッセンジャーから仕事の依頼があったのも初めてなら、教員を務め...
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http://www.lovethelife.org
「サブライムホーム南草津駅前店」の完成写真をアップしました。Worksからご覧下さい。
Facebookのメッセンジャーから仕事の依頼があったのも初めてなら、教員を務める大学の卒業生から仕事の依頼があったのも初めてだ。しかも連絡の主はあの難波さんときた。半信半疑、と言うより後々笑い話にでもなればくらいの気持ちで学生の街・南草津を訪れたのはこの4月頭のことだった。
業態は賃貸不動産店。駅前のビル地上階にある現場では当時まだ別の不動産店が営業中で、ざっと内見させてもらってから難波さんのオフィスへ移動。計画の概要を伺った。新規出店の担当者として、彼は「カフェのような場所」を漠然とイメージしていた。その時は「ふーん」としか思わなかったのだが、結果としてこれがデザインのきっかけになってゆく。
時間も予算も極端に少ない条件は想定の範囲内だった。何度かやり取りしているうちにきっと連絡が来なくなるだろう、と高を括っていたが、5月初旬には設計業務が本格的にスタート。それだけでも驚いたのに、まさか6月半ばに本当に工事が始まってしまうとは思いもよらなかった。
さて、そもそも「カフェ」とは何だろうか。私たちがこの時たどり着いたその答えは「都市環境における人間の居場所」だった。いたずらに流行りのカフェ風を装うことなく、不動産店に元来備わった「カフェ性」をそのまま顕在化させるため、私たちは街の気配を店内へ侵入させることにした。
最初に店の機能を接客カウンターとそれ以外に大きく振り分け、黒く染色した50角ヒノキ材のフレームで囲われたふたつのボリュームを立ち上げる。一部にラワン合板の箱をはめ込み変形を抑えたこれらのフレームは、構造的に自立した「建物の中の建物」だ。その狭間に生まれた空間は街路を暗喩する。接客カウンターのフレームにはフィラメント型のLED電球を4つ吊り下げる。街の送電線さながらに平行しながら緩やかな曲線を描くブルーの袋打ちコードを経由して、それらはシーリングコンセントへと繋がっている。
壁と天井は白い布目調のビニールクロスで仕上げ、白く塗りつぶしたOSBでわずかに表情をつけた。床は全面をグレーに塗装した。スタッフの背後にあるキャビネットは上面が開いており、物件情報ファイルがアナログレコードのように収納される。ダウンライトの数は最低限に抑え、床から1850mmの高さに壁付けしたライン状の照明による拡散光が店全体を柔らかく包む。
工事は7月半ばにほぼ完了。翌週に店はオープンを迎え、8月初旬には残工事を含む全ての作業を終えた。同業店がひしめくこの界隈に、特別な記号性のある場所を提供できたのではないかと思う。
いろいろあったが総じて楽しい現場だったのは、大工の白崎さんの存在に寄るところが大きい。設計の意図を尊重しながらコスト調整に尽力し、分離発注の現場をどうにかまとめてくれたのは石束部長と、他でもないあの難波さんだ。卒業から6年あまり経って、彼はすっかり仕事のできる人間になっていた。飄々としてつかみどころのない雰囲気は相変わらずだけど。
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ふつうの家04・完成写真アップ
tag:www.lovethelife.org,2017:/life//1.960
2016-12-31T15:00:00Z
2017-01-05T08:29:18Z
Love the Lifeの新作「ふつうの家04」の完成写真をアップしました。Worksからご覧下さい。 香港からのメールが届いたのは2015年の4月のことだ。京都に新築の分譲マンションをセカンドハウ...
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http://www.lovethelife.org
「ふつうの家04」の完成写真をアップしました。Worksからご覧下さい。
香港からのメールが届いたのは2015年の4月のことだ。京都に新築の分譲マンションをセカンドハウスとして購入する予定だが、標準の内装に不満を抱えているとのこと。建設上の条件内でのカスタマイズと、それだけでは対応できない造作のデザイン、家具や家電のコーディネートを私たちに依頼できないか、という内容だった。不慣れな英語のメールでどうにかやり取りしつつ、その月末にはディベロッパーとの打ち合わせを設け、5月頭に最初のラフ案を作った。
その月末に来日したクライアントは、想像していた通り聡明で、とても慎しみ深い人物だった。日本の都市環境は香港とは大違いだ、と彼は言う。静かで、自然に近しく、どことなく懐かしいと。仲の良い夫婦と小学生兄妹の四人家族にはプライバシーへの過度な気遣いは必要なさそうだ。私たちは2004年に東京でデザインした「森の壁」のコンセプトを、京都でこの家族のためにもう一度新しくデザイン化し直せるのではないかと考えた。
大抵の場合、集合住宅の各戸はいびつな白い容れ物でしかない。それにしてもこのマンションのいびつさと天井の低さは格別だった。私たちはまず徹底的に柱型・梁型を整理することで不躾な建物の存在を意識の外へ消し去ることにした。そうしてできたニュートラルなボリュームになんらかのコントラストが加われば、それが生活の「手がかり」になる。大胆な空間操作よりも、表装と陰影を丁寧に制御することが重要だ。
また、私たちは、北山杉の突板を濃いアンバーに染色し、短冊状にして並べた面を「Kitchen-dining room」のあちこちに配置することで、室内を物理的に仕切ることなくいくつかのエリアに分割しようとした。標準仕様では廊下側にあった「Room 1」の入口は「Room 2」と同じく「Kitchen-dining room」側へ移動し、ドアを引戸に変更した。引戸を開け放てば生活空間は大きく拡張され、閉じれば間接光に照らされたアンバー色の大きな面が現れる。北山杉の素朴な質感とともに、そこにはいつも家族の気配が存在する。
業務契約から基本設計まではあっと言う間だったが、そこから先は長引いた。行きつ戻りつ、多くの調整を経てマンションの建設工事が終わり、ようやく内装工事が開始される頃には最初のメールから一年余りが過ぎていた。家具や家電が設置され、細かな残工事までが片付いたのは2016年の10月だ。その間クライアントは実に忍耐強く事の運びを待ち続けてくれた。
そして12月初頭、彼の立会いのもとでオーディオとインターネットのセッティングが行われ、「ふつうの家04」は完成した。明けて1月中には家族みんなでこの部屋へやってくるそうだ。今後は京都を拠点とした中長期の滞在や兄妹の留学など、多様で密度の高い体験がこの家族を待ち受けていることだろう。彼らにとって、この国がいつまでも癒しと発見に満ちた環境であり続けられるよう、心から願う。]]>
Cafe..... (名なしカフェ)・完成写真アップ
tag:www.lovethelife.org,2016:/life//1.959
2016-01-20T03:00:00Z
2016-01-19T19:11:35Z
Love the Lifeの最新作「Cafe..... (名なしカフェ)」の完成写真をアップしました。Worksからご覧下さい。フォトグラファーは佐藤振一さん。 京都造形芸術大学のキャンパスは、東山の...
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http://www.lovethelife.org
「Cafe..... (名なしカフェ)」の完成写真をアップしました。Worksからご覧下さい。フォトグラファーは佐藤振一さん。
京都造形芸術大学のキャンパスは、東山の一峰、瓜生山の斜面にしがみつくようにして建ち並んでいる。白川通りに面したNA館の1階はその玄関口にあたり、フロア西側の大半がラウンジとイベントスペースを兼ねたカフェとして開放されている。北側には800人以上を収容する劇場、東側にはギャラリー(ともに大学施設)が接続しており、カフェは上下階を行き来する学生や教職員と同時に多くの一般利用者を受け入れるハブとしての役割を持つ。
旧称を「アットマークカフェ」というこの場所には、かつてインターネットに常時接続されたデスクトップPCがずらりと並んでいたそうだ。モバイルデバイスとそれらを支援するインフラが急速に発展したおかげで、こうした重装備は意外にあっさりと使命を終え、店名だけに痕跡を残して姿を消してしまったが、往事の光景はきっと輝かしいものだったに違いない。
カフェ改修のプロジェクトに私たちが加わったのは2014年の夏頃のことだ。当初のデザインは500平米を超えるカフェの全域にわたっており、東山三十六峰をモチーフとする長大な折板状の天井造作が特徴だった。それから1年弱の曲折を経て、2015年の春先にようやく総工費が決定する。私たちはこの時点で既存のキッチン周辺の100平米あまりに重点を置いた部分改修へと方針を転換することにした。
大学の真ん中に、ある種の結界を備えた象徴的な「場」が立ち現れる。そんなイメージを私たちは漠然と思い浮かべた。設えは街場の屋台か、あるいは野点のように、軽やかで少しばかり華やいだものであればいい。そこから醸し出される空気は、やがて芸術を愛する多様な人々によって、大学全体へ、そしてどこか遠くへと運ばれてゆくだろう。
その後、夏休み前に基本設計の了承を得て、盆はまるごと実施設計に費やし、1ヶ月あまりの工事期間を乗り切って、9月の後期授業開始と同時にカフェはオープン(仮)を迎えた。店名(仮)は「Cafe…..(名なしカフェ)」という。
メニュー構成とともに一新された厨房機器は、パン棚やショーケースとともに総長13mほどのロングカウンターに収まった。その造作はキッチン裏のエレベーターホール側にあった掲示板を取り込んで、直方体のボリュームを構成する。カウンター前から西側の躯体柱に至る床面と天井面は、それぞれ新しい造作で仕上げられた。
ひとつの直方体とふたつの面は、すべて同じピッチの綾杉パターンで覆われているが、その素材は三様に異なる。直方体は北山杉の突板、床面はオークの集成材、天井面はケーブルラックと直管型LEDの組み合わせだ。これらの関係は綾杉を純粋な抽象として際立たせ、京都盆地を囲む三方の山並みを暗喩する。キッチン内壁を横断する鏡のボーダーは、屋外の緑を店内に招き入れ、虚実の境はより一層曖昧になる。
こうして「ギザギサ」で切り取った領域の中央には、客席とディスプレイ台を兼ねる4m×1.6mの大テーブルが2台設置された。真っ白な人工大理石の一枚板は、さながら箱庭のようだ。飾り付けが施され、人々が集い、偶然の会話が生まれる。
その他の2人掛け、4人掛けのテーブルもすべて新しくデザインされた。チェアの基調色として鮮やかな朱赤を選んだのはプロジェクトリーダーの大野木啓人副学長だ。力強いカラーリングは、蛍光灯から暖色のスポットライトへ交換されたベース照明とともに、フロア全体を活気づけている。
オープン(仮)後、カフェの利用は倍増したと聞いている。誰もが半信半疑でメニューに加えたデザートやフードも、やや単価の高いものまで良く出ているそうだ。あらゆる面で一足飛びに進化したこの「場」を、学生たちはポジティブな驚きとともに受け入れ、すでに日常の一部としてフル活用している。日ごろ学生に悩まされてばかりの一教員(ヤギ)としては、非難されても無視されても結構、と開き直っていただけに、正直なところ、こうした事態は実に意外だった。私たちは学生の感性を少し見くびっていたかもしれない。きちんと作ったものが喜ばれるのは、やはり素敵なことだ。
「Cafe…..(名なしカフェ)」の正式な店名やメニュー構成は、学生メンバーを中心に2016年4月のグランドオープンを目標に決定され、その後も学生たちが運営面のブラッシュアップに関わってゆくことになっている。今後は彼らのお手並みを楽しみに拝見するとしよう。いつか瓜生山から巣立った後も、ギザギサのカフェのことを憶えていてもらえれば幸いだ。]]>
Wallpaper* City Guide Tokyo 2014
tag:www.lovethelife.org,2014:/life//1.958
2014-04-07T16:00:00Z
2014-04-07T16:08:47Z
2013年11月にイギリス・Phaidonから出版された書籍「Wallpaper* City Guide Tokyo 2014」に「Masters Craft パレスホテル東京」(2012)が掲載され...
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http://www.lovethelife.org
Phaidonから出版された書籍「Wallpaper* City Guide Tokyo 2014」に「Masters Craft パレスホテル東京」(2012)が掲載されています。
内容は高感度な短期旅行者向けに東京のマスト物件を紹介するものです。8つのカテゴリー別にそれぞれ数物件が掲載されており、「マスターズクラフト」はShoppingのページに「Idol」、「Maison Koichiro Kimura」、「CAG」などと一緒に並んでいます。その他、Landmarksには「東京スカイツリー」や「トッズ」、Hotelsには「ペニンシュラ」や「クラスカ」、Urban Lifeには「アイビープレイス」や「コードクルック」など。Architourという建築案内のページもあります。
ウォールペーパーのエディターによるマニアックなセレクトの中に、直球勝負の和雑貨店がそのインテリアデザインとともに紹介されているのはなんだか不思議な感じです。テキストは英語のみですが、とてもコンパクトで見やすく洒落たガイドブックなので、どなたもぜひ手に取ってご覧いただければ幸いです。
Wallpaper* City Guide Tokyo 2014 (Amazon.co.jp)
Editor : Wallpaper*
Publisher : Phaidon Press
ISBN : 9780714866321]]>
中川町勉強会 05 のお知らせ
tag:www.lovethelife.org,2014:/life//1.957
2014-04-07T13:00:00Z
2014-04-07T13:19:21Z
4/12(土)の13:00から「中川町勉強会 05」を開きます。至ってゆるーく、極めてこぢんまりとした勉強会です。どなたもどうぞお気軽にお申込み・ご来訪下さい。勉強会の主旨はこちら。 今回が中川町勉強...
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こちら。
今回が中川町勉強会ファーストシーズンの最終回です。次回からはLove the Life アトリエのロケーションを活かした新しい企画を実施予定。夏頃の再スタートを楽しみにしつつ、桜の残る京都でお会いしましょう。
セッション1「ふたたび都市へ - 2000年代から」
2000年代は、若い建築家が商環境デザインの主役を担う一方で、一部の先進的なインテリアデザイナーによる新しい動きが顕在化した時代でもありました。彼らは一見して分かりやすい空間表現だけでなく、都市に開かれ機能する生活装置としての商環境のあり方を追求します。インテリアデザインは自閉の時期を終え、グローバルな経済活動、そしてローカルな場所性と密接にリンクしながら、2010年代にかけてかつて無い活況を呈してゆきました。これからの新たな都市環境を切り拓く有効な手だてとしてのインテリアデザインについて考えてみます。
セッション2「京都商環境デザインミーティング」
ファーストシーズン最後のセッションでは、2010年からGoogleマップとして公開中の「京都市中心部商環境デザインマップ」を繙きながら、最新の商環境デザイン、町家改修の秀作、内装業関係者必見の文化財などなど、その場の勢いで時間の許す限り数多くご紹介したいと思います。Love the Lifeによる京都での日々のフィールドワーク(主に食べ歩き)を軸にしながら、ご参加の皆さんと気軽な情報交換ができれば幸いです。世界でも類を見ない重層的なデザイン都市としての京都の魅力を発見してゆきましょう。
*参考
京都市中心部商環境デザインマップ(Googleマップ)
中川町勉強会 05
セッション1「ふたたび都市へ - 2000年代から」
セッション2「京都商環境デザインミーティング」
・日程 :2014年4月12日(土)13:00より
13:00 - 14:30 セッション1/レクチャー
14:30 - 15:30 セッション1/ティータイム
15:30 - 17:00 セッション2/ディスカッション
17:00 - 18:00 セッション2/ティータイム
・場所 :Love the Life アトリエ(住所などはこちら)
・お茶代 :一般 1600円(800円×2セッション)
学生 800円(400円×2セッション)
・各回定員:だいたい申込先着5名さまくらい。
・申込方法:メールでどうぞお気軽に。
ご参加日、ご参加人数、お名前、ご連絡先、学生・一般の区別、
途中参加・途中退席をご予定の場合はその旨をお知らせ下さい。
Love the Life主催の勉強会の概要はこちら。]]>
中川町勉強会 04 のお知らせ
tag:www.lovethelife.org,2014:/life//1.956
2014-03-19T20:00:00Z
2014-03-19T20:32:02Z
直前のお知らせになってしまいましたが、3/23(日)の13:00から「中川町勉強会 04」を開きます。至ってゆるーく、極めてこぢんまりとした勉強会です。どなたもどうぞお気軽にお申込み・ご来訪下さい。勉...
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こちら。
セッション1「カットアップ/サンプリング/リミックス - 1980年代から」
1960年代から1970年代にかけてかたち作られた様々なデザイン言語をもとに、インテリアはさらに大きな拡がりを獲得します。1980年代以降のポストモダニズムとシミュレーショニズムを参照しつつ、インテリアデザインは多様なカルチャーを貪欲に呑み込んだハイブリッドな環境芸術として、より直接的で強いメッセージを多くの都市生活者へと投げかけました。1990年代のネオポップを予告し、また同期しながら、時代の担い手として次第にその潮流の中に巻き込まれて行ったインテリアデザインについて考えてみます。
セッション2「建築/プロダクトデザインからのアプローチ - 2000年代から」
社会から「分かりやすさ」を過剰に求められる存在となったがゆえに、生来のゲリラ性を失いかけていたインテリアデザイナーに代わって、2000年代のインテリアデザインに大きな文化推進力をもたらしたのは建築やプロダクトデザインを主なフィールドとするクリエーターたちでした。彼らは身体的スケールの環境のあり方を大元から問い直しながら、とりわけ物販店を中心に様々なトライアルへと挑んでゆきました。今一度原点に立ち返り、新たな発展へと踏み出すに至ったインテリアデザインについて考えてみます。
*参考
沖健次(Wikipedia)
森田恭通(Wikipedia)
吉岡徳仁(Wikipedia)
片山正通(Wikipedia)
クライン・ダイサム・アーキテクツ(Wikipedia)
中村竜治(Wikipedia)
トラフ建築設計事務所(Wikipedia)
佐藤オオキ(Wikipedia)
中川町勉強会 04
セッション1「カットアップ/サンプリング/リミックス - 1980年代から」
セッション2「建築/プロダクトデザインからのアプローチ - 2000年代から」
・日程 :2014年3月23日(日)13:00より
13:00 - 14:30 セッション1/レクチャー
14:30 - 15:30 セッション1/ティータイム
15:30 - 17:00 セッション2/レクチャー
17:00 - 18:00 セッション2/ティータイム
・場所 :Love the Life アトリエ(住所などはこちら)
・お茶代 :一般 1600円(800円×2セッション)
学生 800円(400円×2セッション)
・各回定員:だいたい申込先着5名さまくらい。
・申込方法:メールでどうぞお気軽に。
ご参加日、ご参加人数、お名前、ご連絡先、学生・一般の区別、
途中参加・途中退席をご予定の場合はその旨をお知らせ下さい。
Love the Life主催の勉強会の概要はこちら。]]>
Masters Craft さくらタワー東京・完成写真アップ
tag:www.lovethelife.org,2014:/life//1.955
2014-01-03T19:00:00Z
2014-03-26T16:13:56Z
Love the Lifeの最新作「Masters Craft Sakura Tower Tokyo」の完成写真をアップしました。Worksからご覧下さい。フォトグラファーは佐藤振一さん。 品川駅の西...
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「Masters Craft Sakura Tower Tokyo」の完成写真をアップしました。Worksからご覧下さい。フォトグラファーは佐藤振一さん。
品川駅の西側に点在するプリンス系ホテルのひとつが2013年にリニューアルオープンを迎え、それまでホテルの直営だった地上階のスーベニアショップが新たにテナントとして改装された。デザインにあたって、ホテル側は既存のストアフロントと照明を含む電気設備の現状維持を条件とした。また、クライアントは移設可能な造作を主体とする売場構成を要望していた。
フロアの北側は共用通路に面し、南側には大きなガラス面がある。その向こうには斜面を覆うツツジの植え込みが連なり、さらに被さるようにしてサクラやモミジの木々が植えられている。手入れが行き届いているとは言えないが、季節の移り変わりを感じるには十分な設えだ。以前の店では什器とカーテンによって遮られていたこの庭が、私たちには大きな手がかりとなった。
私たちは低めのステージをフロアに点在させ、そのうちいくつかに細いフレーム状の造作を組み上げることで、商品展示に必要な機能の全てを賄うことにした。こうして共用通路から屋外へ、ひと繋がりの眺望を確保することができる。植え込みを山並みに見立てれば、店はさながら借景の枯山水だ。一面ブルーグレーのフロアと黒い塊状のステージは波間に浮かぶ神山を象徴する。レジスターまわりはウォームグレー2トーンの特注タイルで仕上げた。この市松パターンは東福寺方丈庭園などに見られる井田の表現から引用されている。左右対称を基調とした全体のレイアウトは、村野・森建築事務所による細やかな環境設計を素直に反映したものだ。
木々の緑を背景に、様々な和雑貨が次々に視界へと現れる光景は、私たちの想像を越えて楽しく華やかなものだった。金色にきらめく破れ格子のフレームは「蓬莱の玉の枝」を連想させる。]]>
中川町勉強会 03 のお知らせ
tag:www.lovethelife.org,2014:/life//1.954
2014-01-02T13:00:00Z
2014-01-02T12:47:26Z
1/12(日)の13:00から「中川町勉強会 03」を開きます。至ってゆるーく、極めてこぢんまりとした勉強会です。どなたもどうぞお気軽にお申込み・ご来訪下さい。勉強会の主旨はこちら。前回がセッション1...
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こちら。前回がセッション1で時間切れになってしまったので、今回はやり残したセッション2の拡大版をのんびりたっぷりやらせていただきます。
「多中心化するインテリアデザイン - 西日本の各地から」
セッション1「九州・四国編」
セッション2「大阪・京都編」
インテリアデザインの興隆は、全国の主要都市から同時多発的に展開されてゆきます。取り分け九州の葉祥栄氏、大阪の岡山伸也氏、吉尾浩次氏、野井成正氏らの活動の意義は多大です。また、四国の碓井登氏は今後改めて見直されるべき存在であり、1980年代以降の京都の動向も見逃せません。環境芸術の潮流を鋭敏に先取りし、各地に固有の状況を作品に反映させながら、世界へと衝撃を与えた西日本のインテリアデザインについて考えてみます。
*参考
葉祥栄(Wikipedia)
野井成正(Wikipedia)
中川町勉強会 03
「多中心化するインテリアデザイン - 西日本の各地から」
セッション1「九州・四国編」
セッション2「大阪・京都編」
・日程 :2014年1月12日(日)13:00より
13:00 - 14:30 セッション1/レクチャー
14:30 - 15:30 セッション1/ティータイム
15:30 - 17:00 セッション2/レクチャー
17:00 - 18:00 セッション2/ティータイム
・場所 :Love the Life アトリエ(住所などはこちら)
・お茶代 :一般 1600円(800円×2セッション)
学生 800円(400円×2セッション)
・各回定員:だいたい申込先着5名さまくらい。
・申込方法:メールでどうぞお気軽に。
ご参加日、ご参加人数、お名前、ご連絡先、学生・一般の区別、
途中参加・途中退席をご予定の場合はその旨をお知らせ下さい。
Love the Life主催の勉強会の概要はこちら。]]>
中川町勉強会 02 のお知らせ
tag:www.lovethelife.org,2013:/life//1.953
2013-11-25T11:00:00Z
2013-11-25T17:17:08Z
12/8(日)の13:00から「中川町勉強会 02」を開きます。至ってゆるーく、極めてこぢんまりとした勉強会です。どなたもどうぞお気軽にお申込み・ご来訪下さい。勉強会の主旨はこちら。今回は以下のふたつ...
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こちら。今回は以下のふたつのセッションを予定しています。
セッション1「日常に投下されたコンセプチュアリズム - 1960年代から」
大阪万博に前後して、インテリアデザインは建設産業から一定の距離を置き、実験的な色あいを深めてゆきます。そこにはミニマリズムやもの派など、当時のコンセプチュアルアートと同期しながら、よりしたたかに都市の日常へと侵入し、世界の新しい捉え方を示そうとするゲリラ的戦略がありました。倉俣史朗を先駆けに、内田繁氏、杉本貴志氏らの活躍で飛躍的な発展を遂げた、街場の環境芸術としてのインテリアデザインについて考えてみます。
セッション2「多中心化するインテリアデザイン - 西日本の各地から」
インテリアデザインの興隆は、全国の主要都市から同時多発的に展開されてゆきます。取り分け九州の葉祥栄氏、大阪の岡山伸也氏、吉尾浩次氏、野井成正氏らの活動の意義は多大です。また、四国の碓井登氏は今後改めて見直されるべき存在であり、1980年代以降の京都の動向も見逃せません。環境芸術の潮流を鋭敏に先取りし、各地に固有の状況を作品に反映させながら、世界へと衝撃を与えた西日本のインテリアデザインについて考えてみます。
*参考
葉祥栄(Wikipedia)
野井成正(Wikipedia)
中川町勉強会 02
セッション1「日常に投下されたコンセプチュアリズム - 1960年代から」
セッション2「多中心化するインテリアデザイン - 西日本の各地から」
・日程 :2013年12月8日(日)13:00より
13:00 - 14:30 セッション1/レクチャー
14:30 - 15:30 セッション1/ティータイム
15:30 - 17:00 セッション2/レクチャー
17:00 - 18:00 セッション2/ティータイム
・場所 :Love the Life アトリエ(住所などはこちら)
・お茶代 :一般 1600円(800円×2セッション)
学生 800円(400円×2セッション)
・各回定員:だいたい申込先着5名さまくらい。
・申込方法:メールでどうぞお気軽に。
ご参加日、ご参加人数、お名前、ご連絡先、学生・一般の区別、
途中参加・途中退席をご予定の場合はその旨をお知らせ下さい。
Love the Life主催の勉強会の概要はこちら。]]>
Commercial Display II
tag:www.lovethelife.org,2013:/life//1.952
2013-11-07T17:00:00Z
2013-11-07T19:05:14Z
2013年9月に香港・Hi-design International Publishingの編集でDalian University of Technology Pressから出版された書籍「Comm...
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Hi-design International Publishingの編集でDalian University of Technology Pressから出版された書籍「Commercial Display II」に「Masters Craft パレスホテル東京」(2012)が掲載されています。
書籍の内容は世界各地の物販店デザインを豊富な写真や図面資料とともに紹介するものです。主な掲載作品はCoordination Asiaによるデジタルデバイス店「AER」(上海)を巻頭に、Cristopher Jenner氏によるフレグランス店「Penhaligon's Regent Street」(ロンドン)、Dear Designによる子供靴店「Mini Munich Store, La Roca Village」(バルセロナ)、Bluarchによるベーカリー「Omonia Bakery」(デンバー)などなど。
「Masters Craft パレスホテル東京」の写真はライフスタイルストアの章扉にも使用されています。十数年来注目してきた同世代のデザイナー・Fabio Nobembre氏と同じ書籍に作品が載ったのは、これが初めてかもしれません。個人的にとても光栄に思います。
日本からは他にFacet Studio、Klein Dytham Architecture、Nendo、Torafuの近作も掲載されています。
Commercial Display II
Editor : Hi-design International Publishing
Publisher : Dalian University of Technology Press
ISBN : 9787561181232]]>
中川町勉強会 01 のお知らせ
tag:www.lovethelife.org,2013:/life//1.951
2013-10-08T15:00:00Z
2013-10-08T15:02:22Z
11/10(日)の13:00から「中川町勉強会 01」を開きます。至ってゆるーく、極めてこぢんまりとした勉強会です。どなたもどうぞお気軽にお申込み・ご来訪下さい。勉強会の主旨はこちら。今回は以下のふた...
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こちら。今回は以下のふたつのセッションを予定しています。
セッション1「デザイン以前のインテリア - 旧石器時代から近世まで」
そもそもインテリアデザインとは何なのでしょう。室内を飾ることがインテリアデザインの本質であり始まりだとすれば、その起源は遥か太古に見出さなくてはなりません。儀礼のためのしつらいや、書院を構成する障壁画の意匠に至っては、まさにインテリアデザインそのものと言って差し支えないでしょう。このセッションでは主に日本の近世を振り返りながら、「インテリアデザイン」という言葉の存在以前のインテリアデザインについて考えてみます。
セッション2「インテリアデザイン夜明け前 - 近代から1960年代まで」
明治以降、都市構造と生活スタイルの近代化によって日本の室内環境は大きく変貌してゆきます。関東大震災の前後、世界を巻き込む表現主義の潮流の中で活動した森谷延雄。戦後の破壊し尽くされた東京で、復興するカフェを芸術の手段とした境沢孝。イタリア文化に学び、独立した環境としての室内のあり方を示した岩淵活輝。このセッションでは3人の先駆者の活動を中心に、現代に直接の影響を与えた黎明期のインテリアデザインについて考えてみます。
*参考
森谷延雄(Wikipedia)
境沢孝(Wikipedia)
中川町勉強会 01
セッション1「デザイン以前のインテリア - 旧石器時代から近世まで」
セッション2「インテリアデザイン夜明け前 - 近代から1960年代まで」
・日程 :2013年11月10日(日)13:00より
13:00 - 14:30 セッション1/レクチャー
14:30 - 15:30 セッション1/ティータイム
15:30 - 17:00 セッション2/レクチャー
17:00 - 18:00 セッション2/ティータイム
・場所 :Love the Life アトリエ(住所などはこちら)
・お茶代 :一般 1600円(800円×2セッション)
学生 800円(400円×2セッション)
・各回定員:だいたい申込先着5名さまくらい。
・申込方法:メールでどうぞお気軽に。
ご参加日、ご参加人数、お名前、ご連絡先、学生・一般の区別、
途中参加・途中退席をご予定の場合はその旨をお知らせ下さい。
Love the Life主催の勉強会の概要はこちら。]]>
Masters Craft さくらタワー東京・完成写真撮影
tag:www.lovethelife.org,2013:/life//1.950
2013-09-21T15:00:00Z
2013-09-21T16:43:28Z
9/11。高輪「マスターズクラフト さくらタワー東京」現場へ。商品陳列が進む中、電話まわりの配線のやり直しや花入の取り付けなど。残工事を一通り片付ける間にもう夕方。ホテルにチェックインして「ナイルレス...
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佐藤振一さんと合流して完成写真撮影。朝9:00まで12時間じっくりと。
以下は残念ながら佐藤さんの写真ではなく、合間に私たちが撮ったもの。
明け方に撮影したファサード正面。こちらはやや斜めから見たところ。密度の低い黄金色のフレームが、空間を分割しつつ奥の庭園へと視線を繋げる。
エントランスから見た未明の店内全景。床材はブルーグレーのリノリウムシート。墨流し調の表面を海に、点在する漆黒の什器を島に見立てる。八海・四島の枯山水としてのインテリア。
エントランスからやや右側(南西角方向)を見たところ。こちらは明け方に撮影したその近景。こちらはさらに近づいた様子。
エントランスから右側(西方向)を見たところ。破れ格子と間接照明を背負ってディスプレイが浮かび上がる。こちらは壁付什器全体を斜めに見たところ。
西側壁沿いに南側を見たところ。フレームの谷間から覗く明け方の庭園。
店内奥(南側)には、中央にある建物の柱を挟んで、ランダムな配置の角パイプで支えられた真鍮のステージが並ぶ。上の写真はその西側。庭園の築山へと連なるひな壇状の什器構成。こちらは東側。こちらは南西角の様子。ストックの扉を兼ねたミラー面が窓際の風景を映す。
エントランスから左側(東方向)を見たところ。
北東角・会計カウンターまわりの全景。市松のタイルはマスターズクラフトのオリジナル。こちらはやや斜めから見たところ。こちらは袖壁部分のディテール。こちらは上部のフレームを見上げたところ。
会計カウンター・荷物置部分のディテール。グレーのタイルには細かな青海波が描かれている。見た目は繊細だが、屋外や床にも使用できる表面強度を持つ。
一輪挿の花入もマスターズクラフトのオリジナル。上は南側中央・建物柱面の花入(近景)。花は銀座「野の花 司」で買って勝野が生けたもの。こちらは会計カウンター上の花(正面)。こちらは共用通路に面したショーウィンドウの花。
この店のために作成された2つの花入。右が南側中央・建物柱面に、左が共用通路側ショーウィンドウに取り付けたもの。錆びた金色と墨色のテクスチャー。
佐藤振一さんの撮影風景。こちらは撮影用に什器から間引いた商品を共用通路に並べた様子。この日は意外と商品の移動が少なくて助かった。
佐藤さんに撮っていただいた完成写真は年内に公開の予定。仕上がりが楽しみだ。
高輪「マスターズクラフト さくらタワー東京」は9/14にオープンを迎えた。
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Masters Craft さくらタワー東京・工事引き渡し
tag:www.lovethelife.org,2013:/life//1.949
2013-09-17T16:00:00Z
2013-09-17T15:33:50Z
9/4。高輪「マスターズクラフト さくらタワー東京」現場へ。 店名サインが付いた。先日貼ったエントランス上部のステンレス面にカルプ文字。こちらはフロア北西角から見た店内全景。 フロア北東角・会計カウン...
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店名サインが付いた。先日貼ったエントランス上部のステンレス面にカルプ文字。こちらはフロア北西角から見た店内全景。
フロア北東角・会計カウンターの意匠パイプ取り付けが完了。什器と同じ25mm角パイプのゴールド色メッキ。売場への出入口には自在扉が付いた。
エントランス脇のショーケースにステージの取り付けが完了。黒いスウェード調人工皮革張り(拡大写真)。ショーケース内にはLEDスポットライトが2灯。
上は南側窓に面して新しく作った腰壁の拡大写真。間接照明の当たった状態でよく見ると所々ビニルクロスの浮いていることを発見。ここに来て残念ではあるが、再度下地処理の上でビニルクロスを張り直すことに。工事引き渡しまであと2日。
9/5。引き続き「マスターズクラフト さくらタワー東京」現場へ。
商品が一部到着し、ひとまず廊下に積まれた状態。
養生シートがすべて剥がされ、クリーニングを終えた店内正面全景。前日に南側窓のブラインドの取り付けも完了。腰壁との間に、庭園を細長く切り取る寸法。こちらは先ほどと同様にフロア北西角から見た店内全景。
フロア北東角・会計カウンター前から見た店内全景。黒い塊と、黄金色の破れ格子が、間接照明を境にして積み重なる。こちらは南西角からの店内全景。こちらは南側中央から会計カウンターの方を見たところ。こちらはフロア中央から見た東側全景。
全ての造作が完成した会計カウンターまわり。翌日は工事引き渡し。
9/6。「マスターズクラフト さくらタワー東京」現場へ。関係者が揃っての工事引き渡し。若干の補修や追加工事は残ったものの、幸い大きな問題は無く手続きは終了。早速商品や事務機器のセッティングに取りかかることとなった。
上はフロア南東角と南西角の2ヶ所にあるミラー面のディテール。ミラーはストックスペースの扉を兼ねており、房はその取手となる。京都の伝統工芸士さんに作成していただいた房に真鍮の玉を追加した。こちらは取り付け前の房全景。
14日のオープンに向けて、気の抜けない準備期間がもうしばらく続く。
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Masters Craft さくらタワー東京・什器設置など
tag:www.lovethelife.org,2013:/life//1.948
2013-09-15T19:00:00Z
2013-09-15T20:12:02Z
9/3。高輪「マスターズクラフト さくらタワー東京」現場へ。 島什器(フロアに点在させる什器)の設置が始まった。写真は昼休みの様子。中央にキューブ型の島什器を10台並べてステージに。その脇で昼食を摂る...
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島什器(フロアに点在させる什器)の設置が始まった。写真は昼休みの様子。中央にキューブ型の島什器を10台並べてステージに。その脇で昼食を摂る大工さん。
さらにそのまわりに4台の島什器を配置。中央のステージ上には別バーツのひな壇。こちらはエントランスからやや左側を向いたところ。
夕刻前にほぼ全ての什器の組立が完了。
南東角から見た店内全景。
東側からまっすぐに見た店内全景。黄金色の破れ格子が織重なり空間全体を分割する。こちらは西側什器群の近景。
西側什器群の間から南側庭園を見たところ。島什器は上部フレームのトップが2.2mになるものと1.4mのものを各2台制作。視線の動きを発生させ、店内の散策を促す。
カルプ文字(発泡ウレタン製切文字)の店名サインが到着。
いつもの現場全景。エントランス上部にあったガラス面がステンレス板で塞がれている。先ほどの店名サインはこの中央に取り付ける。ようやく店らしくなってきたところでこの日の作業は終了。工事引き渡しまであと3日。
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Masters Craft さくらタワー東京・タイル工事など
tag:www.lovethelife.org,2013:/life//1.947
2013-09-14T22:00:00Z
2013-09-17T15:25:22Z
9/2。前日に続いて高輪「マスターズクラフト さくらタワー東京」現場へ。 依然、ごった返したフロアの端々で作業が進行中の様子。タイル工事が終盤に入り、目地の施工が始まっている。大工さんは家具の組み立て...
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依然、ごった返したフロアの端々で作業が進行中の様子。タイル工事が終盤に入り、目地の施工が始まっている。大工さんは家具の組み立てを開始。
電気屋さんは間接照明の取り付けを完了。先日の間接照明ボックスにシームレスライン(DNライティングの商品名/両端まで発光する細型の蛍光灯)が収まった。こちらにごっそり集められているのはパッケージから取り出されたスポットライト本体。ランプの取り付け後、天井の既存配線ダクトに設置される。
西側壁付什器の地袋(下部収納)を細かく調整する大工さん。
先ほどの地袋に金物の上部フレームを取り付けた状態。什器背面に金ピカの破れ格子が現れた。こちらは斜め方向から全体を見たところ。
タイル工事が完了。市松パターンに覆われたマッシブな会計カウンターが出来上がった。
タイル張りの近景。グレーのタイルには細かな青海波のパターン。空間に小紋を纏わせる。こちらはタイル表面の拡大写真。
壁付什器の概形が組み上がったところでこの日の作業は終了。工事引き渡しまであと4日。
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