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旅に出てきました, 都市とデザインと : 韓国ソウル Gallery MIUM

2010/9/25。インテリアデザインコース4回生研修旅行の最終日。ソウル中心部のやや北方にあるふたつの古宮、景福宮(キョンボックン)と昌徳宮(チャンドックン)に挟まれた北村(ブッチョン)と呼ばれるエリアに『Gallery MIUM』(ギャラリーミウム)がある。周辺には伝統的住宅建築スタイルである韓屋(ハノク)の街並。『Gallery MIUM』もまた韓屋をベースにリノベーションを加えた施設で、ギャラリーとカフェを備える。開業年や設計者などの詳細は不明。以下、写真はクリックで拡大。

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上の写真が『Gallery MIUM』の外観。中央の階段から庭へと上がる。

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建物は庭を中心としてコの字に配置されている(上の写真/別アングル)。南側の通りを見返した様子がこちら。南から北へゆるやかにせり上がった地形の北村でも比較的上の方にあたるロケーションからは、ソウル市街を臨むなかなか優雅な眺望がひろがっている。

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施設としての決まったエントランスは無いようで、三方どこからでも靴を脱いで室内へ上がることができる。上の写真は西のギャラリースペースから南側を見たところ。こちらは北側を見返した様子。こちらはさらに奥にあたる北西角のスペース。主にプライウッドを用いたプロダクトはキム・ソンテ氏の作品。

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上の写真は北のスペース。やや東側から西側を見たところ。この日はラグの上に座布団と膳が並び、座敷のような設えとなっていた。四方はグラフィカルな格子パターンの障子で囲われ、頭上には丸太を用いた小屋組。こちらは東側を見返した様子。奥は一面を韓紙(ハンジ)で覆われたミニマルなインテリアとなっている。こちらは北東角から南側を見たところ。天井や床の高さの異なるスペースが開放的に連なる。

居心地の良さにすっかりくつろがせていただいたにも関わらず、スタッフの方がほとんど顔を見せなかったのを良いことに、買い物もお茶もしなかったのが大変申し訳ない。またぜひ伺わねば。

Gallery MIUM

2011年08月25日 00:00 | trackbacks (0) | comments (0)
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