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都市とデザインと, 食べたり飲んだり : Gelateria Bar Natural Beat

6/25。オープン直後(2006年2月)以来、久方ぶりに表参道ヒルズへ。まだ混んでるかな?と覚悟して行ってみたところ、19:00過ぎの表参道ヒルズは思いのほか空いていた。飲食店も、大方はほとんど待ち時間なしで入れそうな状態。前に来た時には行列に埋もれてまともに店構えを見ることさえ出来なかったのがなんだか嘘みたい。

そんなわけで、3Fの『Gelateria Bar Natural Beat』を視察。ジェラートのデザートプレートとカフェを提供する店。表参道ヒルズに数ある店舗の中でも、ここは私たちの周りのクリエーターの間での評判が一番高い。デザインは塩見一郎氏。

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実際に店の前に立ってみると、デザインの印象はさほど際立ったものではない。それよりもガラス張りのキッチン内で調理中のデザートの方に目は釘付け。そのすぐ脇にあるレジでお薦めを聞いて注文。カフェカウンター周りにL字に配置されたベンチシートの一番奥へ。
少し高めの客席からはチンバリーの大きなエスプレッソマシン越しに通路と吹き抜けがよく見える。表参道ヒルズにある他の店舗の多くが割合閉鎖的なファサードを持つのに対して、この店のつくりはずいぶんと開放的だ。背後は一面ダークブラウンのウッドブラインドに覆われ、右手は全面フラットな黒い塗装の壁。さっきまでへばりついて中を覗いていた厨房まわりのガラスも、改めて眺めると他の面と同様何の意匠もなしに天井まですっきりと立ち上げられていた。
大胆な面の構成のみによって整えられた空間のおかげか、頭上のシャンデリアやモールディングの施されたカフェカウンター、楕円形をした大理石の客席テーブルなどの存在にも押し付けがましさは無く、上質さを感じさせるアクセントとなっている。この辺の力加減は『Soup Stock Tokyo』の店舗を数多く手がける塩見氏一流のもの。パブリックスペースとひとつながりに機能する店のデザインにおいて、国内では現在のところ塩見氏の右に出るものは居ないのではないかと思う。

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注文したのは“パッションフルーツ&マンゴー/ジュニパーベリーのジュレをのせて”と“スウィートトマトミルク/白ワインのジュレ エストラゴン風味”。ジェラートには甘ったるさが一切無く、素材の風味がさわやかに口の中へひろがる。デコレーションとの相性も素晴らしい。パッションフルーツ&マンゴーには好みでジンをかけていただく。これがまた絶妙。今度は他のメニューもぜひ試してみなくては。

バリスタの男性にお話をうかがうと、昼間の表参道ヒルズは今でも大変な混雑具合で、それが夜になると一転、だいたいこんな調子の空き具合なのだそうだ。飲食店は23:00から24:00まで開いている。実は意外と使える施設じゃないのか、表参道ヒルズ。

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美味しいエスプレッソをいただきながら、私たちはなんとなく在りし日の『カフェ・デ・プレ』表参道店を思い出していた。

Gelateria Bar Natural Beat

2006年07月02日 23:00 | trackbacks (0) | comments (0)
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