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食べたり飲んだり : 幡ヶ谷・めんこや

6/1。現場チェックからの帰り、幡ヶ谷駅近くにあった『めんこや』へ行ってみた。2004年にオープンしたという武蔵野うどんの店。武蔵野うどんについては以前からその存在が気になってはいたんだけど、情報のまとまった資料もサイトも皆目見当たらず、予備知識はゼロ。

狭い間口ながらもガラス張りの手打ちブースを備えた店構え。ちいさなドアを開けると中は思いのほか広い。しっくい調の白壁とダーク色に染色された木造作、ブラックアウトされたスケルトンの天井、といった簡素なインテリア。訪れたのはほとんど開店時間ジャスト。店主と思しい男性が頭にバンダナを巻きつつ明るい声で迎えてくれた。

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釜玉うどん(写真左)とぶったまうどん大盛(写真右)を注文。

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太さの不揃いな手切麺はもちもちとした粘りと強い歯ごたえは讃岐うどんとは全く方向性を異にする。のどごしと弾力を楽しむのではなく、噛み締めて小麦の風味を味わうタイプの麺だ。
ぶったまうどんのつけ汁は昆布、鰹、いりこのあわせだしがベース。豚の角煮とゆで玉子入り。いかにも濃厚そうな黒々とした見た目とは裏腹に、味付けはほぼだしオンリーでさっぱりしている。ちぢれた麺につけ汁をたっぷりと絡ませていただくのが美味い。

これが武蔵野うどんのスタンダードなのか(そもそもスタンダードが存在するのか)どうかは分からない。しかし、その味わいは見事に完成されている。小麦粉と塩と水というシンプル極まりない素材から出来ているにもかかわらず、うどんはお国によって本当に様々だ。

今度は肉汁うどんと親子釜玉うどんをいただいてみたいな。

めんこや/東京都渋谷区幡ヶ谷1-2-7
03-3320-4455/18:00-25:30/日休

2006年06月05日 00:00 | trackbacks (0) | comments (0)
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