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都市とデザインと : きっしょうと竈

5/12。14時に代々木『きっしょう』へ。この日もCONFORT誌『伝説のインテリアデザイン』の取材。取材。『きっしょう』のオーナー氏はこの店のオープン時から厨房に立ち、10年ほど前にこのお店を譲り受けた。デザイナーの滝内高志氏とは意外なことにオープン前後に少し会った以外にはぜんぜん顔を合わせていないそうだ。それでもこれだけ綺麗な状態でインテリアが維持されているのは、使っている素材や工事のクオリティが高いことも一因ではあるけど、なによりこのオーナー氏がこの店を大事にして来たことが大きい。オーナー氏は「長く居たことで、この店のデザインの凄さが少しずつ分かって来た」と話す。厨房のドアが壊れたりエアコンが壊れたりして、変更を加えざるを得なかった部分については「これは本当に痛かった」と心底残念そうだった。
インテリアデザイナーにとって、これほど有り難い話しは滅多にあるもんじゃない。正直、感動した。

040512_kissyou.jpg

上の写真は『きっしょう』の店内。ちょっとピンボケで残念。

16時30分頃、『竈』へタクシー移動。ここでもオーナー氏にお話を伺う。和風ダイニングやカフェブームの震源地である青山で10年間商売を続けて来たことはきっとものすごく大変だったんじゃないかと思うんだけど、オーナー氏は「いっぱいいっぱいですよー」と言いつつも実に飄々としている。自信の現れに違いない。

18時過ぎに撮影とインタビュー終了。タクシーで移動。梶原さんとは広尾のSIGMAラボで分かれて、藁科さんと私たちはそのまま恵比寿のCONFORTオフィスへ。今回の記事に必要な図面資料などを受け取って解散。

滝内高志さんに会った(May 05, 2004)

2004年05月14日 07:32 | trackbacks (0) | comments (0)
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